懲戒処分について説明する兵庫県教育委員会の担当者ら=24日午後、兵庫県庁
懲戒処分について説明する兵庫県教育委員会の担当者ら=24日午後、兵庫県庁

 兵庫県教育委員会は24日、補助金の不正受給問題で今年3月に懲戒処分を受けた氷上高校(同県丹波市)の女子バレーボール部顧問の男性教諭(59)について、新たに生徒会費計102万円を不正に受け取っていたとして、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、男性教諭は2022~24年度、約10年前から取引のあるスポーツ用品の業者に、購入していないポールカバーなどの備品34万円分の領収書や請求書を発行させ、生徒会費として3年間で計102万円を不正に受給していた。県教委の聞き取りに「補助がない新入生のウエア購入などに充てていた。私的な利用はしていない」と説明。5月に全額を学校に返還したという。

 男性教諭を巡っては今年3月、練習試合の交通費として、県スポーツ協会から補助金20万円を不正に受給したほか、寄宿舎で教員らが寝泊まりし部員の様子を見る舎監業務で、実際に勤務していない担当者から手当を寄付するよう求めていたことが判明。5年間で少なくとも計約228万円を受け取ったとして、停職6カ月の懲戒処分を受けていた。処分期間は今月24日までだった。(合田純奈)