米国のパデュー駐中国大使
 米国のパデュー駐中国大使

 【ワシントン共同】米国のパデュー駐中国大使は27日、FOXニュースのインタビューで、国際刑事裁判所(ICC)について「中国が脅威を認識しており、われわれと現在話し合っている」と述べた。トランプ政権は米兵の戦争犯罪捜査などを巡ってICCを敵視しており、他国に同調するよう呼びかけている。

 パデュー氏は、米中間の具体的な議論の内容は明かさなかった。ICCには125の国・地域が加盟。米国と中国、ロシアなどは非加盟だが、ICCは加盟国の領域内で起きた犯罪の管轄権を持ち、容疑者の国籍は問われない。

 トランプ政権はICCの赤根智子所長らを制裁対象に指定したほか、ICC本体への制裁に踏み込む姿勢を見せるなど圧力を強めている。