【北京共同】中国で暴動対策など治安部門での活用を見据えた人型ロボットの開発が進んでいる。北京で8月に開かれた「世界ロボット大会」では、警棒や盾を装備した威圧感のある人型ロボットが登場。開発関係者によると、現在は試験運用の段階で、将来的には武装警察と共に警備やパトロールをすることを想定している。
中国兵器工業集団の傘下企業が開発した人型ロボット「伏羲」は不審者を感知し、警棒を振るったり、暴動鎮圧用の盾で押し返したりする動きができる。武装警察隊員の動作データを収集し、動きをまねたという。詳しい性能は公開されていないが、危険度が高い状況下で遠隔操作が可能とされる。
中国メディアは伏羲について、殺人ロボットを描くSF映画「ターミネーター」をほうふつとさせると紹介。交流サイト(SNS)では「ロボットに殴られる時代が来た」「人間は勝てない」などと怖がるコメントが相次いだ。
習近平指導部は米国とのハイテク競争に打ち勝つため、人工知能(AI)やロボットなどの育成に注力している。























