フグの季節の到来を告げる「初競り」が28日未明、日本有数の天然トラフグの取扱量を誇る山口県下関市の南風泊仮設市場であり、天然、養殖のフグ計約2610キロが競り落とされた。「天然」が品薄だったため、1キロ当たりの最高値は昨年比約2割高の2万1千円だった。
午前3時20分ごろ、開始を告げるベルが鳴ると、箱に入れられたフグの上で、競り人が「どうか、ええか」という威勢の良いかけ声を上げ、筒状の黒い袋の中で仲買人と指を握り合って値段を決める独特の「袋競り」を行った。
この日の「天然」の入荷は昨年の約3分の1の約110キロ。市場を運営する下関唐戸魚市場によると、台風によるしけや海水温の高さが影響しているという。























