富山交番襲撃事件で、差し戻し裁判員裁判の初公判が開かれた富山地裁の法廷=5日午前
 富山交番襲撃事件で、差し戻し裁判員裁判の初公判が開かれた富山地裁の法廷=5日午前

 富山市の交番で2018年、警察官が刺殺され、奪われた拳銃で警備員が射殺された事件で、強盗殺人などの罪に問われた元自衛官島津慧大被告(30)は5日、富山地裁で開かれた差し戻し裁判員裁判(結城真一郎裁判長)の初公判で、名前や起訴内容への認否を問われ、いずれも黙秘した。法定刑が死刑または無期懲役とされる強盗殺人罪成立を前提として、審理される。

 被告は21年に開かれた前回の裁判員裁判で一貫して黙秘し、二審には出廷しなかった。公の場に現れるのは約5年半ぶり。地裁は予備日を含め計16回の公判期日を指定し、12月8日に判決を予定している。