いc 【ハーグ共同】国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長は9日、米国がICC本体を制裁対象に指定したことを受けてビデオ声明を出し「最も重大な罪を犯した者だけを利するような外部からの脅迫に、ICCが屈することはない」とし、活動継続に強い決意を示した。赤根氏は「制裁は断固として拒絶する」と述べ、裁判所が責務を果たそうとするのを妨害する試みは「容認できない」と批判した。
赤根氏は戦争犯罪などを裁くICCへの制裁について「ICCを創設した主権国家や、残虐行為の被害者らへの攻撃だ」と非難。ICCのみならず、国際的な法秩序を守るためにも「全ての人は『力が正しい世界』か『法の支配に基づく未来』かを、今こそ選択しなければならない」とし、各国にICC存続に向けた具体的な行動を取るよう訴えた。
ICC本部があるオランダ西部ハーグで同国のイェッテン首相は9日、欧州連合(EU)のコスタ大統領と会談。イェッテン氏は記者会見で、米の制裁強化を「大変落胆し非難する」と述べた。
























