ビール大手4社のカルテル疑惑で、価格調整の疑いがあるビール類(発泡酒や第三のビールも含む)だけでなく、「RTD」と呼ばれる缶酎ハイなどの飲料も4社が一斉に値上げしていたことが10日、関係者への取材で分かった。ビール類とRTDの営業活動を同一部署が担っていた社もあるといい、公正取引委員会はRTDと疑惑の関連について慎重に調べる。
RTDは「開けてすぐ飲める」を意味する英語「レディー・トゥー・ドリンク」の頭文字で、酎ハイやカクテル、ハイボールなどを指す。
アサヒビール、キリンビール、サントリー、サッポロビールの4社は、原材料費の高騰などを理由に2022年10月と23年10月、25年4月にビール類の価格を相次いで改定。このうちビールなどの税額を下げ、第三のビールなどを上げる酒税改正に合わせた23年10月を除き、各社はRTDも一斉に値上げしている。
























