パレスチナ自治政府のアッバス議長(ゲッティ=共同)
 パレスチナ自治政府のアッバス議長(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治政府のアッバス議長は10日、評議会(議会)選を11月から来年9月11日に延期すると表明した。自治政府議長選も同時に実施すると定めた議長令を発令した。

 延期の理由については、イスラエルが占領するヨルダン川西岸の情勢が不安定となっているほか、自治区ガザで停戦発効後もイスラエル軍の散発的な攻撃や封鎖が続き、選挙実施が困難なためと説明した。

 前回2006年の評議会選ではイスラム組織ハマスが圧勝した。ハマスは07年にガザを武力制圧し、パレスチナは自治政府主流派ファタハが統治する西岸と、ハマスが実効支配するガザに分裂した状態となった。