三井不動産は次世代技術を活用した地熱発電事業に参入する。地上から送った水を地熱で温めて発電する仕組みで、熱水が出ず地熱発電を導入できなかった地域でも活用できる可能性がある。三井不は早ければ2029年度に商用化するとしており、実現すれば国内初となる。

 三井不と新日本科学(鹿児島市)、地熱発電システムを開発する新興企業ジャパン・ニュー・エナジー(東京)は鹿児島県指宿市で、実証プラントを建設し、27~28年度に実証実験を行う。将来は国内の他の地域にも広げる方針だ。

 今回導入するのは「クローズドループ」と呼ばれ、地上と地下を結ぶ密閉型の配管に水を循環させて熱を取り出してタービンを回す。