2025年10月のハロウィーンで、雨が降る東京・渋谷を歩く人たち
 2025年10月のハロウィーンで、雨が降る東京・渋谷を歩く人たち

 ハロウィーンを間近に控え、街のムードが高まりつつある。子どもが近所を回り、お菓子をもらうという風習で知られるが、近年日本では仮装した若者らが酒を飲んで騒ぐといった「迷惑イベント」とのイメージが強くなった。今年は、当日31日が土曜日で例年よりも人出の増加が予想されることから、繁華街を抱える各地の自治体は警戒感を強め、対策に躍起になっている。

 「GOODBYE BAD HALLOWEEN」。東京都渋谷区の長谷部健区長が9月の記者会見で、そう大きく書いたポスターを手に持ち、厳しい表情を浮かべた。

 数年前、ハロウィーンの夜にけんかやごみの散乱、騒音が問題化した渋谷区。2018年から渋谷駅周辺店舗で酒類販売の自粛を依頼しており、19年には路上飲酒を条例で禁じた。また、条例に基づき今年6月からごみのポイ捨てに過料2千円を科しており、巡回チームを増強する方針だ。

 区によると、渋谷センター街周辺の当日ピーク時滞留人数は24年は約2万人だが、25年は雨の影響もあり約4500人に減少した。