【ワシントン、テヘラン共同】イランのアラグチ外相は31日公開の中東の衛星テレビ、アルジャジーラのインタビューで、イラン代表団が米国との仲介役を務めるカタールの首都ドーハを訪れたと明らかにし、米国との戦闘終結に向けた間接協議の再開を示唆した。両国の相違点は依然として大きく、本格交渉につなげられるかどうかは不透明だ。
アラグチ氏は、現時点で米当局者との直接会談はないと明言した。米国に対し、凍結資産の解除や石油輸出の米制裁からの適用除外、レバノンでの戦闘停止などを挙げ、本格交渉入りの条件だと強調。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡でイランがオマーンとの間で合意したとする「新航路」についても認める必要があると述べた。
クーパー米中央軍司令官は30日、イランが事実上の封鎖を続ける海峡で、夏からこれまでに計15億バレルを超える原油輸送を支援したと表明した。イランメディアによると31日、海峡に近い南部ケシム島近くで漁船2隻が米軍の無人機による攻撃を受け、1人が負傷した。海峡の主導権を巡る限定的な攻撃とみられる。























