大相撲で3場所連続休場中の横綱豊昇龍が4日、福岡県那珂川市の武隈部屋に出稽古し、幕内の朝乃山、豪ノ山と15番取って13勝2敗だった。注目される九州場所(8日初日・福岡国際センター)について「俺は出たい。稽古はいい感じにできている」と出場へ強い意欲を語った。師匠の立浪親方(元小結旭豊)と話し合い、5日にも出場可否を決断するという。

 同じく出稽古の朝乃山とは最初に低い立ち合いから左上手を引き、出足を止めずに一気に寄り切った。今場所は対戦圏内にいる32歳の元大関と7番続けて取り、6勝1敗と圧倒。突き、押しの豪ノ山に対しても下半身の構えが安定していた。

 7月下旬に右膝の手術に踏み切り、先場所は初の全休を経験。福岡入り後は境川部屋や追手風部屋など連日のように出稽古を敢行し、普段よりも精力的な稽古量で状態を上げてきた。

 今場所も成績不振となれば、進退問題が浮上する可能性もある。サポーターを施した右膝を気にするそぶりはなく「体もいい感じに動いている」と前向きに話した。