クレイアニメーションの人気シリーズ最新作「映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!」(10月23日から公開)。作品のファンだという俳優の中村倫也が、魅力を伝える「映画ショーンバサダー」に就任し「ショーンの冒険は国や世代を超えて、みんなでワクワクできる。見た後、きっと平和な気持ちになれます」と語った。
設立50周年を迎えた英国のスタジオ「アードマン・アニメーションズ」が製作。いたずら好きのひつじ・ショーンと仲間たちの騒動がせりふなしで描かれ、ストップモーション(こま撮り)の温かな作風が世界中で愛されてきた。
中村とショーンの出会いは20代のころ。偶然テレビで見てから、DVDを買うほど夢中になった。「小学生の時、同じアードマンのアニメ『ウォレスとグルミット』を、母親に薦められて見ていたんです」。言葉に頼らなくても、見る者を楽しませる豊かな表現力に心を奪われたという。
中村は過去に、英国にあるアードマンのスタジオを訪れたことがあるという。実際のセットや人形、手作業で進む撮影風景を目の当たりにして「作品への愛情と、遊び心が現場にあふれていた」と振り返る。
近年は人工知能(AI)など最先端技術が進化している。中村は、便利な技術を利用することは自然な流れとしつつも「人の手で作るアニメや、生身の人間が出る舞台には、独特の味わいと価値がある」と話した。
長編3作目の今作は、ハロウィーンに現れた毛むくじゃらの謎めいた“怪物”から牧場を守ろうと、ショーンたちが奮闘。見どころは「いつになく暴走気味なショーンが周りを振り回す新鮮さ」という。ホラー映画へのオマージュもあり、英国らしいユーモアが光る。
中村のお気に入りのキャラクターは、牧場主の愛犬ビッツァー。「空回りしてトラブルを起こすキャラが好き」と笑う。
今作は貨物船や風車も登場し、壮大なスケールで冒険が描かれる。「うっすらキャラだけを知っている人も、ぜひ映画館へ。芸術の秋にぴったりのコメディーです」
























