旧ソ連のシベリア抑留と日本のシベリア出兵による日ロ両国の戦争犠牲者を悼み、慰霊の旅を35年余り続けた岐阜県揖斐川町の僧侶横山周導(よこやま・しゅうどう)さんが2024年8月、99歳の生涯を閉じた。「悲しい歴史を決して忘れず、1人でも多くの若い世代に平和の大切さを伝えたい」。晩年まで、ぬかるんだ草地を自らかきわけて読経をささげ、現地の住民らと草の根の交流を重ねた姿を振り返った。(共同通信=日向一宇)
旧ソ連のシベリア抑留と日本のシベリア出兵による日ロ両国の戦争犠牲者を悼み、慰霊の旅を35年余り続けた岐阜県揖斐川町の僧侶横山周導(よこやま・しゅうどう)さんが2024年8月、99歳の生涯を閉じた。「悲しい歴史を決して忘れず、1人でも多くの若い世代に平和の大切さを伝えたい」。晩年まで、ぬかるんだ草地を自らかきわけて読経をささげ、現地の住民らと草の根の交流を重ねた姿を振り返った。(共同通信=日向一宇)