合祀墓を見学する利用者たち=2024年10月、鹿児島市(やどかりプラス提供、画像の一部にモザイクをかけています)
 合祀墓を見学する利用者たち=2024年10月、鹿児島市(やどかりプラス提供、画像の一部にモザイクをかけています)

 一時は住む場所すら失った人が、民間団体の支援を受けて新たな一歩を踏み出し、当事者同士で支え合う。そんなコミュニティーが鹿児島市にある。集うのは「身寄り」がなく、貧困や障害、高齢といった事情を抱えた人々だ。仲間である支援者を意味する「ピアサポーター」らが中心となって病院への付き添いや安否確認、居場所づくりを行っている。