反戦小説「二十四の瞳」で知られる作家壺井栄(つぼい・さかえ)の作品を集め、太平洋戦争末期に中国で出版された幻の短編集が北京大図書館で見つかった。戦争に翻弄(ほんろう)される市井の人々が描かれ、日本未発表とされる3作品も収録。短編集は戦火で失われたとみられていたが、80年の時を経て日本でこのほど新装版が出版された。
反戦小説「二十四の瞳」で知られる作家壺井栄(つぼい・さかえ)の作品を集め、太平洋戦争末期に中国で出版された幻の短編集が北京大図書館で見つかった。戦争に翻弄(ほんろう)される市井の人々が描かれ、日本未発表とされる3作品も収録。短編集は戦火で失われたとみられていたが、80年の時を経て日本でこのほど新装版が出版された。