取材に応じる竹山真美弁護士
 取材に応じる竹山真美弁護士

 地方で女性弁護士が不足している実態が明らかになった。性被害や離婚問題などでは、女性でなければ駄目という依頼者も珍しくなく、遠方の女性弁護士に依頼するケースも。日弁連は、女性の事務所開業を支援する取り組みも始めたが、抜本的解決は容易ではない。識者は、女性が相談しにくい現状を「重大な人権問題だ」と指摘する。