日中の議員交流の経緯と現状
 日中の議員交流の経緯と現状

 高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を発端に日中関係の悪化が続く中、与党のパイプの細さが目立つ。長年、議員間交流に力を注いできた自民党重鎮は政権中枢から外れ、日中国交正常化の下地をつくった公明党の連立政権からの離脱も響く。議員外交によって緊張緩和に向けた糸口を探るのは難しい状況だ。