海外市場が2兆円を超え、国内を上回る規模に成長した日本のアニメが思わぬジレンマに直面している。海外での「炎上」だ。問題となるのは暴力や性的な描写、宗教に関わる表現から現地の法規制までさまざまで、作品の修正や配信停止に追い込まれるケースも出てきた。配信サービスの普及で海外でも同時に見られるようになり、ネガティブな反応もSNSですぐ広まる。海外からの批判に国内のファンが反発することもしばしばだ。政府もコンテンツ産業の輸出拡大を後押しする中、世界で愛される作品づくりと、日本アニメの“らしさ”をどう両立させるのか。模索する現場を取材した。(共同通信=高坂真喜子)























