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西日本豪雨

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裏山からの土砂崩れで倒壊したとみられる民家=7日午前5時59分、宍粟市波賀町谷(撮影・古根川淳也)
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裏山からの土砂崩れで倒壊したとみられる民家=7日午前5時59分、宍粟市波賀町谷(撮影・古根川淳也)

 兵庫県では、7日までに大雨特別警報が但馬、播磨、丹波地域の15市町で出された。県内の特別警報は気象庁が2013年8月に運用を開始して以来初めて。各地で土砂崩れや建物の浸水被害が相次ぎ、宍粟市では山が崩れて民家に土砂が流入し、男性1人が行方不明になった。県は陸上自衛隊に災害派遣を要請した。

 井戸敏三県知事は大雨特別警報が出た15市町への災害救助法適用を決めた。

 県によると、7日午前9時半時点で避難指示は7市町の4万9358世帯12万4237人に発令された。養父、朝来、丹波の3市は市内全域が対象。避難勧告は28市町の27万4342世帯66万9582人。避難指示・勧告は合計32万3700世帯79万3819人に及んだ。避難所は県内33市町で開設され、計3343人が避難している。

 7日未明にかけて山崩れが発生した宍粟市一宮町公文では、民家に土砂が流入し、1人暮らしの男性(63)と連絡が取れていない。同市によると、近辺の県道が土砂崩れで寸断され、現場に近づけない状況。

 同市波賀町谷地区でも同日未明、谷が崩れ民家が押し流された。住人の男性(65)ら3人は避難し無事。県内では土砂崩れ計118件が確認された。丹波市などで床上・床下浸水の被害が出ている。

2018/7/7
 

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