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西日本豪雨

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土砂の撤去作業を急ぐ作業員ら=6日午後、神戸市垂水区(撮影・大山伸一郎)
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土砂の撤去作業を急ぐ作業員ら=6日午後、神戸市垂水区(撮影・大山伸一郎)
山陽電鉄須磨浦公園-塩屋間で線路上に土砂が流れ込み、立ち往生した電車を降りて線路を歩く乗客ら=6日午後3時29分、神戸市垂水区塩屋町
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山陽電鉄須磨浦公園-塩屋間で線路上に土砂が流れ込み、立ち往生した電車を降りて線路を歩く乗客ら=6日午後3時29分、神戸市垂水区塩屋町
線路に入った土砂の取り除き作業を続ける作業員=6日午後5時48分、神戸市垂水区塩屋町(撮影・大山伸一郎)
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線路に入った土砂の取り除き作業を続ける作業員=6日午後5時48分、神戸市垂水区塩屋町(撮影・大山伸一郎)
土砂が線路を越えて流入した国道2号=6日午後、神戸市垂水区(撮影・中西大二)
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土砂が線路を越えて流入した国道2号=6日午後、神戸市垂水区(撮影・中西大二)

 6日昼すぎから神戸市垂水、須磨区で断続的に発生した土砂崩れでは、山陽電鉄の線路が複数箇所で土砂や倒木に覆われた。乗客約80人が乗った山陽姫路発阪神梅田行き直通特急は、土砂などに巻き込まれかねない危険な状況だった。

 会社に向かうため直通特急の先頭車両に乗っていた男性(53)=同市垂水区=によると、電車は進行方向の小規模な土砂崩れに気付いて停車。運転席に同乗していた係員がスコップで土砂を取り除く作業をしているさなか、20~30メートル先で大規模な土砂崩れが発生し、線路が完全にふさがれたという。

 電車停止から約30分後、避難誘導のアナウンスがあり、係員の案内で最後尾から1人ずつ降車。少し西側の踏切から国道2号に避難したという。男性は「先頭車両から土砂崩れの様子を見ていたので、また崩れるのではないかと身構えていた。早く電車から出たかった」と話した。

 現場近くに住む主婦(42)=同市垂水区=は線路に土砂が流れ込んだ瞬間を「家の中にいると、雷のような『ドーン』という音が鳴った。子どもに『危ないから家の中にいなさい』と声を掛けた」と声を震わせて振り返った。

2018/7/6
 

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