西日本豪雨

台風12号、早めの警戒を 終電繰り上げ可能性も

2018/08/06 12:36

 神戸地方気象台によると、強い台風12号は29日未明から朝にかけて兵庫県に最接近するという。神戸市は西日本豪雨で市内141世帯に避難指示や避難勧告を継続しており、台風の接近に伴い、各消防署が28日早朝から避難を呼び掛け、危険箇所をパトロールした。

 土砂崩れにより76世帯への避難指示が続く同市灘区篠原台では、消防隊員が地区住民を1軒ずつ訪問。土砂流出現場では土のうを積む作業が続いた。同市は同日午後2時から、避難所を神戸大に加え神戸松蔭女子学院大にも開設する。

 また、JR西日本は各駅や電車内で、28日の最終電車を数時間繰り上げたり、29日の運転本数を減らしたりする可能性があるとのアナウンスを流し、早めの帰宅を呼び掛けている。

 このほか、28日に神戸を出発するフェリーのうち、小豆島行き(小豆島ジャンボフェリー)と大分行き(フェリーさんふらわあ)の欠航が決定。宮崎行き(宮崎カーフェリー)は出港を定刻より2時間10分早める。29日は、大分行きは終日、小豆島行きは同日午前までの欠航が決まった。

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