■薄めのカツ、おなかに優しく
1950年代に米国で流行したオールディーズミュージックが、西部開拓時代のアーリーアメリカンスタイルの空間になじむ。3日に50周年を迎えた「ロビンフッド」は、東海岸の大学生発祥のアイビーカルチャーに影響を受けた店主、山本久裕さん(79)のこだわりが詰まる。
開店当初、加古川市内のおしゃれな若者がアイビールックに身を包み、こぞって訪れたという。近年、若者を中心に見直される昭和カルチャーの再興もあり、現在も若いカップルや家族連れなど、世代を超えて多くのファンを引きつけている。