「新宿インシデント」の一場面が撮影された神戸の中華街・南京町(2010年撮影)
「新宿インシデント」の一場面が撮影された神戸の中華街・南京町(2010年撮影)

 横浜、長崎と並び、日本三大中華街の一つと言われている神戸・南京町。100を超える店舗が軒を連ねる。店先で売っている小龍包や豚まん、パンダモチーフのスイーツなどをテークアウトして食べるのも楽しい。絵になることもあって、映画のロケが頻繁に行われる場所だ。ある路地の奥にある中華料理店には、カンフー俳優として有名なジャッキー・チェンが「新宿インシデント」で撮影にやってきた。しかも、「アクション封印宣言」をして、シリアスなドラマの主役として、神戸のさまざまな場所を新宿に見立ててロケをした異色作だ。