災害が起きると、住まいや道路といった目に見えるものが失われる。しかし、それと同時に、これまで何げなく続けてきた日々の営みも、少しずつ奪われていく。畑に出ること、港に下りること、顔なじみと立ち話をすること。失われるのは物だけではなく、「これまでしてきたこと」そのものなのだと、被災地に通う中で感じるようになった。
災害が起きると、住まいや道路といった目に見えるものが失われる。しかし、それと同時に、これまで何げなく続けてきた日々の営みも、少しずつ奪われていく。畑に出ること、港に下りること、顔なじみと立ち話をすること。失われるのは物だけではなく、「これまでしてきたこと」そのものなのだと、被災地に通う中で感じるようになった。