
目線の先には(撮影・長嶺麻子)
夏の終わりに、3歳になる子どもと一緒にはじめて美術館に行った。子どもも私も大好きな、ロングセラー絵本の原画展が行われていたからだ(その作家が手がけた他の絵本の原画も展示されていた)。美術館の前庭には、キャラクターのパネルがいくつも設置されており、子ども連れの家族がそれぞれパネルとともに写真を撮っていた。私も子どもとパネルの写真を撮りたかったのだが、動き回るので、記念写真的な落ち着いた写真はほぼ撮れなかった。
中に入ると、また大きなパネルと一緒に写真が撮れるブースがあって、ここではさすがに子どももじっとしてくれた。
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