コトバのチカラ
8月に行われる「甲子園高校野球交流試合」に出場する明石商が15日、新型コロナウイルス感染防止のため縮小していた練習を本格的に再開した。交流試合には選抜大会に出場予定だった32校が招待され、明石商は4強に躍進した昨夏以来の甲子園となる。選手は「感謝を胸に戦いたい」と声をそろえた。
2日に練習を再開したが、分散登校のため平日は部員の半数しか参加できず、活動は1日90分に限られていた。通常授業に戻ったこの日、全部員がそろい、狭間善徳監督はミーティングで「甲子園で終われるのはうれしいこと。真剣勝負で取り組む姿が周囲への恩返しになる」と呼びかけた。
選手はノックや打撃練習、階段ダッシュに汗を流した。プロのスカウトが注目する中森俊介投手は「夏の甲子園がなくなって諦めかけていた」と打ち明け、「2カ月のブランクを立て直し、しっかり勝って高校野球を終えたい」と力を込めた。同じくプロ注目の来田涼斗主将は「(休校期間中も)常に練習していた。野球から離れることはなかった」といい「(兵庫大会の)代替大会も交流試合も全勝したい」と頼もしかった。(長江優咲)
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