コトバのチカラ
フィギュアスケートの全日本シニア強化合宿が7月21日、大阪府内で公開され、平昌(ピョンチャン)冬季五輪代表の坂本花織(シスメックス、神院大)や、体調不良が続いて昨季休養した三原舞依(同、甲南大)らが滑り込んだ。
坂本は練習終盤、4回転トーループに10回以上挑み続けた。着氷はできなかったが「男子の4回転などのジャンプを見られるいい機会。見て吸収したい」と大技習得に前向きだった。
新たなショートプログラム(SP)は、引き続き用いるフリーの「マトリックス」と同じくブノワ・リショー氏の振り付け。「SPは大人の女性を演じられたら。マトリックスは去年より格好良く」と意欲を見せ、「(五輪シーズンの)来季につながるいいシーズンにしたい」と語った。
三原は2018~19年シーズンのSP「イッツ・マジック」をかけながら、マスク姿でスケーティング。後半はループやサルコーの3回転を跳ぶなど元気な姿を見せた。
国内で新型コロナウイルスが拡大する直前に氷上練習を再開したという三原は「氷ってこんなに滑るんだって思った」と笑顔。「スケートが大好きという思いは変わらない。まずはできていたことをできるように」と徐々に感覚を取り戻す。(山本哲志)
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