保冷剤、捨てずに再利用してみない?※画像はイメージです(janvier/stock.adobe.com)
保冷剤、捨てずに再利用してみない?※画像はイメージです(janvier/stock.adobe.com)

日々の暮らしをちょっと豊かにするハンドメイド品を中心に発信しているInstagramアカウントが紹介した、ハッカ油×保冷剤で作る「虫除けジェル」が「とっても良きアイデア 何よりセンスが良いですね!」「真似しよう」と話題を集めています。

投稿した𝙺𝚊𝚘𝚛𝚒 𝙼𝚞𝚝𝚘𝚑さん(@kaorin_610mg)さんは、100均アイテムや使わなくなった生活用品をハンドメイドでおしゃれにリユースし、その工程をInstagramで発信しています。

昨年も芳香剤として同様のジェルを作っていたというKaoriさん。今年は“虫除け”としての機能性を重視しつつも、インテリアとしても楽しめる見た目にこだわったといいます。

「今年は暑くなるのが早くて、蚊も早い時期から見かけていたので、虫に効果のあるハッカ油を使って、少しでも蚊を撃退できたらいいなぁと思って、ハッカ油の虫除け消臭ジェルにしてみました」(Kaoriさん)

作り方は簡単な5ステップ。

1.保冷材の中身を空き容器へ移し替える
2.ハッカ油を数滴落とす
3.貝殻や碇、イルカなどマリンモチーフの小物を入れる
4.小物が外から見えるように位置を調整する
5.蓋を閉めたら完成です

「ジェルの中に入れたイルカや貝殻は、一緒に飾っているペンギンや灯台とともに、毎年、夏に飾っていたものなんです。前からイルカは水の中にいる生き物なので、それをどうにか表現できたらなぁと思っていました。保冷剤の透明感を活かせば、イルカが水中で泳いでいるように見えるんじゃないかと試してみました」(Kaoriさん)

作成時にはいくつか注意点もあるそうです。

「猫ちゃんがいるご家庭では、ハッカ油は猫に中毒を起こす恐れがあるのでNGです。また、保冷剤のジェルは意外と透明度が高くないので、ガラス玉などを入れるならしっかり色がついたものがおすすめ。

イルカや貝殻などは容器の手前側に配置すると、ジェル越しでもよく見えます。さらに、ペンギンや灯台など、世界観がリンクする飾りを近くに置くと統一感が出ておすすめです」(Kaoriさん)

ご自身でも大満足の仕上がりに、「今は夫婦ふたりでの生活なので、実際に見て感想をくれたのは夫だけですが『いいじゃん』と言ってくれました。離れて暮らす子どもたちも投稿を見て、『可愛いね~』『欲しい』って言ってくれました」と話します。

Kaoriさんは、ジェルの他にも、ハッカ油や保冷剤の活用術を教えてくれました。

「ハッカ油は入浴剤代わりにお風呂に入れると清涼感があって気持ちいいです。ただし1~5滴まで。よくかき混ぜてから入るのがポイントです。シャンプーやボディソープに混ぜても良いですよ。

保冷剤は、ジッパー付きの袋に数個まとめると大きな保冷剤代わりになりますし、手ぬぐいで簡単に作れるネッククーラーにも便利です。旅行時などの長期留守時限定であれば、鉢植えの土の表面に保冷剤の中身を置いて水分補給に使うこともできます」(Kaoriさん)

手作り虫除けジェルの投稿は大きな反響を呼び、「真似したい」「作ってみます!」といったコメントが続々。中には「ゴキブリやカメムシにも効きますよ」という声もあったとか。

「たくさんの方に見ていただいて単純に嬉しいです。私は蚊対策として作りましたが、ほかの虫にも効くなら朗報!『可愛い』『素敵』といったコメントもいただいて、インテリアとしても楽しみたいという気持ちが届いたのかなと思っています」(Kaoriさん)