既婚者向けマッチングサイト『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)は、このほど「結婚と浮気」に関する調査結果を発表しました。それによると、浮気をする人は、「夫婦仲に関係なく浮気をする」人が多い傾向があることがわかりました。では、浮気をしたあと、配偶者への愛情に変化はあったのでしょうか。
調査は、結婚後、浮気の経験がある全国の20~50代の既婚男女480人(男女各240人)を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。
まず、「夫婦関係が良好であれば、浮気をしませんか」と尋ねたところ、「夫婦関係問わず浮気する」は33.1%、「良好であれば浮気しない」が44.2%と、どちらも半数に満たない結果になりました。
これを男女別に見ると、「夫婦関係問わず浮気する」は女性(25.8%)より男性(40.4%)のほうが多くなった一方、「良好であれば浮気しない」では男性(37.5%)よりも女性(50.8%)のほうが多くなり、浮気に対する男性心理と女性心理の違いが大きく現れました。
さらに、「夫婦関係問わず浮気する」と答えた割合を年代別に見ると、20代(44.2%)が最も多く、次いで30代(40.0%)、40代(30.8%)、50代(17.5%)と年代が上がるごとに割合が減少する傾向が見られました。
次に、「結婚前に浮気をしたことがありますか」と尋ねたところ、「現在の配偶者との交際中に浮気したことがある」は31.5%、「現在の配偶者ではない人との交際中に浮気したことがある」は27.3%、「現在の配偶者/現在の配偶者以外との交際中に浮気したことがある」は16.5%と、4人に3人が「結婚前にも浮気をしたことがある」ということがわかりました。
これを男女別に見ると、「現在の配偶者との交際中に浮気したことがある」(男性35.4%、女性27.5%)、「現在の配偶者ではない人との交際中に浮気したことがある」(同28.3%、同26.3%)、「現在の配偶者/現在の配偶者以外との交際中に浮気したことがある」(同18.3%、同14.6%)という結果になりました。
さらに、「浮気をしたことがある」と回答した割合を年代別で見ると、20代・30代で約8割、40代は約7割、50代は約6割となり、結婚後に浮気をする人は、もともと「浮気性」な人が多いことがうかがえました。
ちなみに、「”結婚前”に浮気をしたことがある」人の「結婚後に浮気をした理由」としては、「どちらかが単身赴任」(88.9%)や「浮気相手に興味があった」(82.7%)に回答が集まった一方で、「浮気をしたことがない」人では、「家庭への不満」(47.1%)や「家庭に居場所がない」(40.0%)など家庭(家族)の問題が多くなりました。
最後に、「浮気をしたことによって、配偶者への愛情に変化はありましたか」と尋ねたところ、「浮気後も愛情は変わらない」(35.8%)が最も多く、次いで「浮気をする前より愛情が深まった」(19.6%)、「浮気後、愛情が薄れた」(12.7%)、「浮気後、愛情がなくなった」(4.8%)が続き、ほとんどの人が浮気によって配偶者への愛情に変化はないということが判明しました。
これを世代別で見ても、回答に大きな変化は見られず、「浮気後も愛情は変わらない」と回答した人が多く、「浮気後、愛情が薄れた」「浮気後、愛情がなくなった」と回答した人は少ない結果となりました。
その中でも、特に30代が他の世代に比べ少ない結果となり「浮気後、愛情が薄れた」の回答は9.2%、「浮気後、愛情がなくなった」の回答は1.7%でした。
























