浮気の理由は? ※画像はイメージです(Monet/stock.adobe.com)
浮気の理由は? ※画像はイメージです(Monet/stock.adobe.com)

既婚者向けマッチングサイト『ヒールメイト(Healmate)』を運営するレゾンデートル株式会社(東京都新宿区)は、このほど「結婚と浮気」に関する調査結果を発表しました。それによると、浮気の理由として男性は「性欲を満たしたかった」が最多となりました。では女性の理由はどのようなことが多かったのでしょうか。

調査は、「浮気したことがある」と回答した全国の20~50代の既婚男女480人(男女各240人)を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。

まず、「浮気相手」について聞いたところ、男性は「浮気をするつもりで出会いを求め探した相手」(47.9%)、女性は「浮気をするつもりで探した相手ではない」(62.1%)が最多となり、男女で大きな違いが出る結果となりました。

まだ年代別に見ると、20代・30代は「浮気をするつもりで出会いを求め探した相手」が4割以上となった一方、40代・50代は「浮気をするつもりで探した相手ではない」が過半数となり、年齢が若いほど意図的に浮気相手を探したうえで浮気をする傾向が高いという、世代での価値観の違いがみられました。

続けて、「浮気相手との出会った場所(関係性)」を尋ねたところ、「職場(仕事関係)」(40.2%)が最も多く、次いで「昔からの知人・友人(同級生など)」(24.8%)、「SNS・インターネット(マッチングアプリ/サイト以外)」(15.2%)が続きました。

これを年代別に見ると、浮気相手との出会いが「職場(仕事関係)」と回答した人は、20代(30.0%)に比べると、50代(50.0%)の人は約1.7倍に。

反対に、「共通の知り合い」と回答した人は、20代・30代(16.7%、20.8%)がそれぞれ2割程度いるのに対し40代・50代(9.2%、7.5%)は1割未満となり、回答に2倍程度の差がでました。

次に、「浮気をした理由」を尋ねたところ、全体では「なんとなく、その場の雰囲気、気の迷い」(29.0%)が最も多くなり、次いで「性欲を満たしたかった」(24.8%)、「浮気相手を好きになった」(23.3%)が続きました。

一方、「夫婦間のスキンシップがなくなった」(9.2%)や「夫婦関係が悪いから」(7.3%)、「夫婦間のコミュニケーションがなくなった」(7.1%)、「配偶者に興味がなくなった」(6.9%)はいずれも1割未満にとどまっています。

これを男女別に見ると、「性欲を満たしたかった」(男性31.7%、女性17.9%)、「浮気相手に興味があった」(同27.1%、同16.3%)、「浮気するつもりはなく、浮気相手に求められた」(同22.5%、同17.9%)といった回答で男性のほうが1割以上も多い結果となりました。

一方、女性のほうが多かった回答としては、「浮気相手を好きになった」(同20.4%、同26.3%)、「夫婦関係が悪いから」(同5.0%、同9.6%)、「家庭への不満」(同4.2%、同10.0%)などが挙がりました。

さらに、年代別で見ると、「浮気相手を好きになった」は、年齢が高くなるにつれて多い傾向が見られたほか、「性欲を満たしたかった」では30代(26.7%)と40代(32.5%)が比較的多く、20代(16.7%)が少ないという結果になりました。