(olga/stock.adobe.com)※画像はAIで生成されたイメージです
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千数百年の歴史を持ち、日本文化の源泉として多くの人に愛される奈良。

今、SNS上ではそんな奈良の街にマッチしたカラーコーンが大きな注目を集めている。

「平城宮跡のカラーコーンも景観に配慮されていて個性的でした!!」とその模様を紹介したのはイラスト、マンガや奈良グッズ制作を通し"奈良クリエイター"として活躍するヨシノマホさん(@yoshinomaho)。

普通、カラーコーンと言えば派手な赤色のものを思い浮かべるが、平城京跡に設置されたそれは竹材を緻密に組みあわせた雅な逸品。これは「和コーン」(山分物産)と呼ばれる商品で、ひとつひとつ手作業で編み込んで作っているものだそうだ。

ヨシノさんにお話を聞いた。

ーー今回、平城宮跡に足を運ばれた経緯は?

ヨシノ:当日開催されていた「柿の葉寿司フェア 2026」に参加するため、平城宮跡を訪れていました。

ーー以前にも“鹿カラー”のカラーコーンを見かけられたということ。奈良市内でのこういったカラーコーンに関する配慮についてどう思われますか?

ヨシノ:カラーコーン本来の役割を考えると、目立つ色のもののほうが適しているという考え方もあるかと思います。ですが今回平城宮跡で見かけたものや、いわゆる鹿カラーのカラーコーンはいずれも車の交通量が少なく、徒歩で訪れる方が多いエリアに設置されていました。そのため、必ずしも派手な色でなくても視認性は十分に保たれており、カラーコーンとしての役割は果たしていると個人的には感じました。

土地柄や周囲の景観を踏まえると、こうした配慮のあるカラーコーンは、古都・奈良にふさわしい取り組みだと思います。

ーー投稿に大きな反響がありました。

ヨシノ:何気なく投稿した内容でしたが、思いがけず多くの反応をいただきました。カラーコーン本来の用途と、景観への配慮のバランスについて、改めて考えるきっかけになりました。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「景観に溶け込む細やかな配慮、古都ならではの美意識ですね。」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。和コーンは単体でも、プラスチック製のものにかぶせても設置可能。インテリアとしても雰囲気ある品なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)