結婚後の「共働き」を希望する男子学生は約7割で、調査開始以来最高水準に--そんな調査結果が株式会社マイナビ(東京都千代田区)による「結婚観・子どもに対する意識調査」でわかりました。その一方で、「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」と回答した女子就活生が1割を超え、こちらも調査開始以来最高を記録しました。
調査は、2027年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生2151人、および20~59歳の正社員の男女3000人を対象として、2025年11月~12月の期間にインターネットで実施されました。
2027年3月卒業予定の学生に「結婚後の仕事」について聞いたところ、「共働きを希望する」と答えた割合は全体で70.9%(前年比1.2pt減)となりました。
これを男女別に見ると、男子学生が68.1%(同0.6pt増)、女子学生が74.3%(同3.6pt減)で、男子学生は調査開始以来最高となりました。なお、男女の割合の差は6.2ptとなり、調査開始以来最も低い値となっています。
一方、「結婚の希望」について、「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」とした割合は、男子が10.8%(前年比0.8pt減)だったのに対して、女子は14.5%(同1.2pt増)と16年卒の調査開始以来最高を更新しました。
また、「子育てに関する考え」については、「育児休業を取って子育てしたい」(58.9%)が最も多くなり、将来の子育てに前向きな姿勢が引き続き高い結果となりました。
男女別で見ると、「育児休業を取って子育てしたい」と答えた男子学生が60.1%となり、調査開始以降、初めて女子学生(57.3%)を上回った一方で、「今のところあまり子どもは欲しくない」と回答した男子学生は14.0%(前年比1.4pt増)、女子では23.9%(同0.2pt減)という結果になりました。
「子どもが欲しくないと思う理由」としては、「うまく育てられる自信がない(51.8%、前年比9.0pt減)、「子育てに伴う責任を負う自信がない(49.8%、同3.5pt増)が上位に挙がっています。
■20代の19.4%、30代の31.8%が「結婚したくない」
他方、未婚の20・30代正社員に「結婚したいですか」と尋ねたところ、20代の19.4%、30代の31.8%が「結婚したくない」と回答。
「結婚したくない」と答えた割合を男女別で見ると、20代では女性(16.0%)よりも男性(22.1%)のほうが高くなった一方、30代では男性(31.3%)より女性(33.0%)のほうが高い結果となりました。
「結婚したくない」理由としては、「子どもが欲しいわけでもなく、結婚イコール幸せだとは思っていない」(20代女性)、「他人との共同生活が向いていない」(30代女性)、「自由な時間がなくなる」(30代男性)といった、自身の人生や幸せを踏まえた意見が多くみられ、多様な価値観があることがうかがえました。
また、子どもがいない20・30代正社員に「子どもが欲しいですか」と尋ねたところ、20代の32.7%、30代の43.0%が「子どもは欲しくない」と回答。
男女別では、20代女性の70.0%が「子どもが欲しい」と答えた一方、30代では男女ともに「子どもは欲しくない」(男性42.6%、女性43.6%)と答えた割合が4割を超える結果となりました。

























