初めてのひとり暮らしで家事のコツをつかめず、忙しさにかまけてゴミ出しを忘れ、休みの日は疲れ切ってやるべきことを後回し…そんなひとり暮らしのワンルームを「汚部屋」と言うそうですが、家族で住む戸建てまるごと「足の踏み場もない」状態を「汚屋敷」と言うそうです。
今回はそんな「汚屋敷」で暮らすご家族から、なぜ大切なマイホームが「汚屋敷」になってしまったのか、その理由を集めてきました。
■引っ越しの日、とりあえず将来の子ども部屋に全ての荷物を詰め込んだ
Aさん(関東在住、30代、主婦)の家族は夫婦と5歳、3歳、1歳の3人姉妹の5人家族です。Aさん夫婦は3年前に3階建ての分譲戸建てを購入しました。住んでいたアパートの近所に建てられた分譲戸建てでモデルハウスだった最後の1区画を購入、家探しも引っ越しも比較的軽い負担だったものの、当時はまだ次女を妊娠中で、新居を整える作業は「後回し」になりがちだったそうです。
元々夫婦ともに片づけは苦手&散らかっている状況にあまり抵抗がないタイプだったこともあり、増える子どものおもちゃや三女の妊娠でまた育児グッズの片付けもできず、たった3年で新築戸建てが「汚屋敷」になってしまったそうです。
「今から思うと、最初にやめておけばよかったのは『将来子ども部屋にする予定の部屋にとりあえず荷物を突っ込んでおこう』ですね…。結局未だに開いていない段ボールが奥に積んであります。その上にも一時的にいらないおもちゃや室内遊具が積まれてるし、赤ちゃん時期に危ないものはとりあえず全部そこに突っ込んでいます。もうどこに何があるか、正直わかっていません」
長女が来年小学生、いよいよ本当に「子ども部屋」を作らないといけないので頑張ります…とのことでした。
■中古で越して、そのうちリフォームするつもりだったけど…
Bさん(関東在住、40代、主婦)家族が購入したマイホームは築35年の大手ハウスメーカー建築の中古住宅。大手メーカーでメンテナンスもしっかり入っていたため、構造や屋根には全く問題なく、いずれお金を貯めて水回りも含めてリフォームしようという計画で購入したそうです。
「すぐにリフォームするし」という気持ちがあったため、引っ越し作業で床に傷がついても、飼っている猫が壁紙をひっかいても、キッチンのステンレスに錆がついていてもあまり気にしないで過ごしているうちに、だんだん「家をきれいにキープしよう」という気持ちがなくなってしまったのだとか。
「段ボールがその辺に積まれてたり、ダイニングテーブルにそのうちまとめようと思ってたレシートやお知らせが散らばってたりするようになってから床の上まで物置きになるまであっという間でした。必要なものと不要なものを分けなきゃ、と思うのが億劫でなかなかやる気になりません」
確かに新築の「この状態をキープしよう!」という気持ち、大事ですね…!
■もらい物が多い&買い物も多い
Cさん(関東在住、40代、会社員)夫妻は子どものいない二人暮らしで、2LDKのマンションにそれぞれ個室を持っています。2LDK75㎡と、ふたり暮らしには十分な広さのはずだったのですが、今はどの部屋も荷物でいっぱいになってる状態です。
Cさんの夫は士業として事務所を経営しているためお付き合いが広く、頂き物をすることが多いほか、多趣味で、近所のレンタル倉庫に釣具やスキー、ゴルフグッズを置いていたものの「使ったら戻しに行く」のが面倒になって結局家の玄関にいろいろな道具がおきっぱなしになっています。もちろん新アイテムはついぽちってしまう癖が抜けません。
Cさん自身も洋服や靴カバンが大好きで、まだ一度も袖を通していない服が常に家にある状態、株主優待で届くアイテムなのか自分の荷物なのかわからず積まれていく宅配の荷物に囲まれて生活しています。
「シンプルに持っている物が多すぎるってわかってるんですけど。必要だと思って買ってるからしかたないですよね」
Cさんのように「諦める」というのも一つの手なのかも??
■家族全員「座れればいい」「寝られればいい」タイプ
Dさん(関西在住、50代、パート)は夫と大学生の息子との3人暮らし。家は5LDKの2階建、3台分の車庫があるガレージもあり、広さは十分です。そんなDさん一家は家族全員がいわゆる「ユルい」タイプ。
「ウチは基本床生活なんですけど、全員座れればいいし寝れたらいいって感じで。じゃまなら腕でざーーーっとその辺の物をどかす感じです。あんまり料理もしないんで、台所は意外と汚れてないと思います。年に1回、掃除の業者さんに入ってもらってからはほんとに気が楽になりましたね~」
「散らかってるけど気にしない!!」これが最強なのかもしれません!?
(まいどなニュース特約・中瀬 えみ)
























