Yosisyunさんがラウスブドウエビを注文した立ち食い寿司(Yosisyunさん提供)
Yosisyunさんがラウスブドウエビを注文した立ち食い寿司(Yosisyunさん提供)

幻のエビを食べたレビューがSNS上で大きな注目を集めている。

「一貫7500円の寿司を間違えて注文してしまった。空港でおやつ代わりに立ち食い寿司食べててエビ注文したら、『少しお時間いただきますがよろしいでしょうか』『握る前にお写真撮られますか』と大将から言われ、何かこれだけ馬鹿に丁寧だなと違和感を感じていた。幻のエビ、羅臼のブドウエビとのこと」と自身の体験を紹介したのはYosisyunさん(@yossssina)。

「羅臼のブドウエビ」ことラウスブドウエビは北海道・知床半島の東端、羅臼でごくまれに獲れる深海エビ。高級食材として注目されており、近年では1kgあたり4万円以上になることも珍しくないということだ。

Yosisyunさんにお話を聞いた。

ーー値段を聞いた際の感想を。

Yosisyun:注文タブレットのお会計欄を確認していて、ネタを提供いただく数十秒前に気付きました。まさか文字通り単価が1桁違うエビがあるとは夢にも思わず、注文時は750円と完全に勘違いしてオーダーしました。気付いた直後、何かの表記ミスかもしれないと思って、タブレットのトップページに一度無駄に戻ってから再度値段を確認しましたが、しっかりと「7500円」と書かれていました。「そんな高いエビがあるんだ」という、ある種の感動に近い気持ちになりました。

ーー召し上がってみていかがでしたか?

Yosisyun:これは申し訳ないのですが、値段にびっくりし過ぎて味がしなかったです(苦笑)。予め分かって注文していれば「来るぞ」と構えられたのかもしれませんが、不意打ちの高級食材だったので美味しいより驚きが勝っていたんだと思います。

ただ、エビの身とミソの軍艦を提供いただいたのですが、「味が濃いからミソは後で頂いた方が良いのかな?」と変に頭は回りました。びっくりし過ぎて味が分からなかったのに…。

ちなみにエビ以外のネタもみなとても美味しく、特にマグロの赤身は最高でした。「札幌魚河岸 五十七番寿し」というお店でしたが再度新千歳空港に行ったら、必ず再訪したいと思います。

ーー投稿に大きな反響がありました。

Yosisyun:実は今回少し特殊な旅行でした。というのも妻が「新千歳空港から出ない1泊2日をやりたい」と前から希望してまして、それをたまたま実行した家族旅行でした。

3月30日13時から3月31日15時まで新千歳空港で北海道グルメを堪能し、宿泊も空港直結のホテルに泊まっていました。グルメ堪能を目的としていたため、お昼と晩御飯の間のおやつに立ち食い寿司を食べたという流れです。この店も妻がブックマークしていた店ですが、新千歳空港を満喫出来ただけでなく、まさかのバズにもつながり忘れられない旅行になりました。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「大将のお気づかいに全く(空港の立ち食い寿司一貫7,500円)怪しむ様子のない純粋さに大笑いしてしまいました」
「自称寿司通でオホーツク出身,親戚漁師の私でもブドウエビは2回しか食べたことありません。 ブドウエビに出会えることは幸運だと思います。 高いけど、一生に一度あるかないかと思って笑」
「大将の『お写真撮られますか?』は完全に『お客様、これ一貫7500円の幻のエビですが本当によろしいですね?』の優しい最終確認だったんですねww」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。

Yosisyunさんが驚きのあまり味がしなかったというラウスブドウエビだが、食べたことがあるという人によると濃厚な甘み、うま味と磯の香りが混在した上品な味わいで、もっちり、ぷりぷりした歯ごたえを楽しめる絶品の美味しさらしい。ご興味ある方はぜひ北海道に足を運んでいただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)