ちゃこちゃんが身に着けているのは…/お庭さん(@oniwa256)提供※画像はトリミングしています
ちゃこちゃんが身に着けているのは…/お庭さん(@oniwa256)提供※画像はトリミングしています

結婚式において「白いドレスを身にまとうのは花嫁だけの特権」と広く認識されている中、堂々と純白のドレス姿で式場に現れた柴犬がXで大きな話題を呼んでいます。花嫁であるお姉さんの「愛犬にドレスを着せたい」という夢を叶えるため、この日のために用意されたのはフリルたっぷりの特注ドレス。上品にきらめく純白の衣装をまとい、指輪を新郎新婦のもとへ届ける「リングドッグ」の大役を任された柴犬の「ちゃこちゃん」です。本番ではマイペースに寄り道しながらも、おやつの力を借りて大役を完遂。その愛らしくもユーモラスな一連の様子を捉えた投稿は、取材時点で1100万件を超えるインプレッションを記録し、「見ているだけでハッピーになれる」「最高に主役級の可愛さ」と多くの反響を呼んでいます。

投稿したのはちゃこちゃんの飼い主である、お庭さん(@oniwa256)。お庭さんのお姉さんの結婚式で、指輪を届ける重要なポジションを任されたちゃこちゃん。凛とした佇まいの和犬であるちゃこちゃんのために用意されたのは、細部までこだわり抜かれたフリル付きの洋風ドレスでした。

「着替えた瞬間、家族全員から歓声が上がってすぐに撮影会が始まりました。本当に『かわいい』の一言に尽きます。大和撫子な雰囲気のちゃこちゃんにも不思議とよく似合っていました」とお庭さんは振り返ります。式を挙げたお姉さんも「ドレスを作ってもらって本当によかった。このために式を挙げるんだ」と大喜びだったといいます。

式の間もチャペルの椅子のそばで落ち着いた様子を見せていたちゃこちゃんですが、いざリングドッグの本番を迎えると、チャペルの入り口で状況がよく分かっていない様子でピタリと固まってしまいました。

バージンロードの手前でしばらく動かなくなってしまったため、まずは後ろに控えていたお庭さんがそっと体を押し、前方へと送り出す形で誘導をスタート。

ちゃこちゃんは歩き出したものの、途中で後ろを引き返そうとしたり、参列者席の方へと寄り道したりと、自由気ままな足取りを見せます。そんな中、前方で待つ新郎が大好物のジャーキーを取り出して優しく呼びかけると、ちゃこちゃんはおやつの存在に気づき、まっすぐに新郎新婦のもとへと歩みを進め、無事に指輪を届けることができました。

「大役を終えた瞬間、ちゃこちゃんはその場でおやつを嬉しそうに『くっちゃくっちゃ』と食べていました。一連のマイペースな動きを、最後まで笑って温かく見守ってくださった参列者の皆様には本当に感謝しています」

披露宴では、ちゃこちゃんのためにササミとさつまいもで作られた特製のスペシャルケーキも振る舞われ、満足げに完食していたそうです。

普段はあまり家族にベタベタと甘えるタイプではないというちゃこちゃん。しかし、お姉さん夫婦が実家の近くに引っ越してからは、毎日の散歩中、迷わずにお姉さん夫婦の家の方へと歩いていくなど、強い絆で結ばれている様子が窺えます。

日常の日記のような感覚で投稿した写真が、想定外の大きな広がりを見せたことについて、お庭さんは驚きを隠せません。

「たくさんの方から『かわいい』と声をかけてもらえて本当に嬉しかったです。結婚式という特別な一日を大切な家族である愛犬と一緒に過ごせたことは、私たちにとっても生涯の思い出になりました。もし愛犬と一緒に結婚式を挙げることを考えている方がいれば、ぜひ素敵な思い出を作ってほしいなと思います」