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経済評論家 内橋克人を読む

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 自民総裁の任期切れを前に、「小泉政治五年の総括」をうたう記事が、マスコミ各紙を飾っている。「規制緩和万能論」が何をもたらしたか、負の側面も問い始めた。

 バブル崩壊後、日本は「景気回復」を免罪符に、世界にも類を見ない「ルールなき最大自由」という未経験の市場経済を生み出した。金融・会社法制はじめ資本市場法制の領域では、本来、市場経済の「枠組みそのもの」として「あるべきはずの規制」が、政財界の政治力を梃子(てこ)に、次々撤廃された。

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2006/7/9
 

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