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経済評論家 内橋克人を読む

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「神戸は多元的な価値を認める開かれた町。自由な生き方を学んだ」と内橋克人さん=神奈川県鎌倉市の自宅(撮影・立川洋一郎)
「神戸は多元的な価値を認める開かれた町。自由な生き方を学んだ」と内橋克人さん=神奈川県鎌倉市の自宅(撮影・立川洋一郎)

 怒り。むなしさ。屈辱-。焼夷(しょうい)弾の波状攻撃にさらされ、業火を逃れた空襲の体験を、どう表現するか。言葉を探すうち経済評論家の内橋克人(78)はおえつを漏らした。黒こげの死体が今、眼前に折り重なっているかのように。

 12歳だった。生まれ育った神戸・須磨の辺りは、1945年3月17日と6月5日の2度の神戸大空襲に遭う。

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2010/8/1
 

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