神戸新聞で毎週土曜日朝刊に掲載している創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」のパネル展が開催されたあかし市民図書館(明石市大明石町1)で3日、絵本の読み聞かせ会と主人公・マルとの記念撮影会があった。
展示会最終日となったこの日は、午前11時と午後1時から兵庫編ファーストシリーズ「マルのはじまりの鐘」(2022年4~12月)の読み聞かせ会を開催。同館のほか、明石市立西部図書館、神戸市立三宮図書館、大阪・八尾市立図書館の職員4人が、神戸栄光教会編や赤穂ニャン士編を、映像に合わせて読み聞かせした。
終了後、来場者の「マル!」というかけ声で、マルが登場。親子連れらが記念撮影を楽しんだ。明石市の小学1年生の児童(6)は「牛乳パックにイラストが掲載されているマルに会えてうれしかった。本物は予想以上に大きくて驚いた」と笑顔だった。(藤原 学)