集めた古着を仕分けして並べた児童ら=和坂小学校
集めた古着を仕分けして並べた児童ら=和坂小学校

 難民の子どもたちへ不要になった服を送る活動に、和坂小学校(明石市和坂2)の5年生約40人が取り組んでいる。寸劇をしたりチラシを配ったりして校区内から集まったのはざっと5千着。1日には、発送に向けて段ボール箱に詰める作業をした。教諭の河合健次さん(56)は「世界の戦争や貧困を学ぶことで、6年生の平和学習にもつながる」と話す。(森 信弘)

段ボール32箱分に

 衣料品店「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のプロジェクト。同小の5年生は、持続可能な開発目標(SDGs)に関わる「総合的な学習」の一環として取り組んだ。