自身が紹介されている英語の教科書を手にする永遠瑠マリールイズさん=明石高校
自身が紹介されている英語の教科書を手にする永遠瑠マリールイズさん=明石高校

 30年前のアフリカ・ルワンダの内戦を経験した永遠瑠(とわり)マリールイズさん(59)が20日、明石高校(明石市荷山町)で講演した。現在はNPO法人「ルワンダの教育を考える会」(福島県)の理事長として、ルワンダの子どもたちの教育支援に取り組む永遠瑠さん。同校1年生や市民ら約350人に、平和や教育の大切さを語った。(赤松沙和)

 同校とコープこうべ第6地区本部、兵庫県ユニセフ協会の共催。永遠瑠さんを題材にした1年生の英語の教科書の編集に同校の教諭が携わっていたことから、人権学習の一環で企画した。