給食事業の「年輪」が開設したセントラルキッチン。扉の色を変え、障害のあるスタッフが見分けやすいようにしている=神戸市西区今寺
給食事業の「年輪」が開設したセントラルキッチン。扉の色を変え、障害のあるスタッフが見分けやすいようにしている=神戸市西区今寺

 福祉施設や学校の給食事業、嚥下(えんげ)食を提供する飲食店などを手がける「年輪」(明石市大久保町大久保町)が、神戸市西区に調理拠点「NENRINセントラルキッチン」を設けた。生産性の向上に加え、嚥下食や糖尿病の患者向けの弁当製造が可能になるなど、調理の幅も広がるという。建物内はバリアフリー化し、障害者雇用にも力を入れる。(谷川直生)