ヒマワリの群生が「淡路ファームパーク・イングランドの丘」(南あわじ市八木養宜上)で見頃を迎えている。園内の数カ所で8月下旬までに順次、計約8万本が花を咲かせる見込み。来園者はスマートフォンを手に、鮮やかな黄色のじゅうたんが広がる光景を写真に収めている。
同園は、花を長期間楽しんでもらうため、エリアごとに開花時期をずらして栽培。高さ1・5メートル以上に成長する「ハイブリッドサンフラワー」をはじめ、色味や大きさの異なる7品種を育てる。
園内には、記念撮影向けに、展望台や顔出しパネル、ヒマワリの造花でハートをかたどったオブジェなどを設置している。
友人と写真撮影を楽しんだ淡路市の女性(22)は「ヒマワリの背が高く、顔の前で見ることができて良かった。元気が出る」と話した。
見頃を迎えているエリアの情報は、ホームページで確認できる。約2200平方メートルの敷地に約5万本が植生する大花畑エリアは、8月中旬に満開となる予定。
入園料は高校生以上1200円、4歳~中学生400円、3歳以下は無料。午前9時半~午後5時半。同園TEL0799・43・2626
(劉 楓音)