社会的に弱い立場の人たちを支援する認定NPO法人「ソーシャルデザインセンター淡路(SODA)」(南あわじ市神代地頭方)が、設立から15年目を迎えた。「自然と仲間が増えてきてうれしい」と木田薫理事長(63)。記念のフォーラムを来年1月まで毎月開催し、活動の輪が一層広がることを期待する。(劉 楓音)
SODAは「誰もが役割のある社会の実現」を掲げて、臨床心理士など専門家や地域住民が運営に参加。ひきこもりや発達障害などで就労困難な人たちの自立を手助けしてきた。
相談を専門機関につなぐことや仕事のトレーニングをする場の提供などから、事業を拡大。2015年には交流施設「島の学舎(まなびや)」を作り、アートや音楽などの文化活動を後押ししてきた。23年からは、学校になじめない小中学生の居場所「島のゆくりば」(同市志知佐礼尾)を運営する。
























