将棋の「伊藤園お～いお茶杯第６６期王位戦」（神戸新聞社など新聞三社連合主催）７番勝負で６連覇を果たした藤井聡太王位（２３）が第６局を終えた１０日夜、対局場となった東京都渋谷区の将棋会館で会見に臨んだ。
本シリーズでは、開幕から３連勝した後、第４、５局で敗れた。タイトル戦７番勝負で自身初の連敗となり、第６局では厳しい局面にも追い込まれた。しかし、そんな熱戦の直後にもかかわらず、疲れを感じさせないはっきりとした口調で「連敗したことが印象に残る。流れの悪さは感じていたので、それを振り払うため、第６局は今まで以上に集中して盤に向かい、結果が幸いした」と語った。
