JAたじまの職員が香港の児童に行ったオンライン授業=7月9日、香港日本人学校香港校(同JA提供)
JAたじまの職員が香港の児童に行ったオンライン授業=7月9日、香港日本人学校香港校(同JA提供)

 JAたじま(豊岡市)は、同JAのブランド米「コウノトリ育むお米」を輸出する香港の日本人学校と、オンラインでつないだ食育授業を3年前から開いている。農地が少ない香港の子どもたちに、コメ作りの工夫や努力、環境に配慮して育てる同ブランド米の意義などを伝える。

 同ブランド米は、農薬や化学肥料の使用を控えるなど環境に配慮した「コウノトリ育む農法」で栽培。2015年に輸出を始め、現在8カ国・地域に届ける。香港では17年から販売され、23年度の出荷量は5・1トンと最大の輸出先となっている。