会見する大韓航空の李碩雨・常務日本地域本部長(中央)と神戸市の久元喜造市長=24日午後、神戸市役所(撮影・風斗雅博)
会見する大韓航空の李碩雨・常務日本地域本部長(中央)と神戸市の久元喜造市長=24日午後、神戸市役所(撮影・風斗雅博)

 神戸空港で2025年春に解禁される国際チャーター便に、大韓航空が名乗りを上げた。1日2往復を視野に入れ、定期便に近い運航を目指す。日韓関係の悪化や新型コロナウイルス禍を乗り越え、両国間の往来は活発化しており、同社は早くから神戸就航に意欲を示してきた。神戸市や地元経済界は、観光目的のインバウンド(訪日客)やビジネス客の呼び込みに注力する考えだ。

 「神戸空港が国際化されて最初の路線は、ぜひ韓国に」。昨年8月、在神戸韓国総領事館が日韓の往来強化を目的に神戸市内で開いた会合で、大韓航空からの出席者がこうアピールした。李相烈(イサンヨル)総領事も「人的交流拡大の絶好の機会」と期待を示した。

 日本政府観光局によると、23年に日本を訪れた韓国人は前年比6・9倍の約695万8千人。24年も1~8月で前年同期比34・4%増の約581万2千人と伸びを続ける。国・地域別で最も多く、インバウンドの4分の1を占める。