車いすで175カ国を旅しながらバリアフリー社会について提言してきた木島英登(ひでとう)さんが2年前、49歳で急逝した。旅先での体験や各国のバリアフリー事情を積極的に発信。問題提起もし、ネット上で心ない誹謗(ひぼう)中傷を浴びたこともあった。それでも「心のバリアフリー」の大切さを訴え続けた。遺品の中から木島さんが書きためていた原稿が見つかり、仲間の尽力で本になった。遺稿で木島さんが伝えたかったのは、旅から得た「幸せの見つけ方」だった。(広岡磨璃)
車いすで175カ国を旅しながらバリアフリー社会について提言してきた木島英登(ひでとう)さんが2年前、49歳で急逝した。旅先での体験や各国のバリアフリー事情を積極的に発信。問題提起もし、ネット上で心ない誹謗(ひぼう)中傷を浴びたこともあった。それでも「心のバリアフリー」の大切さを訴え続けた。遺品の中から木島さんが書きためていた原稿が見つかり、仲間の尽力で本になった。遺稿で木島さんが伝えたかったのは、旅から得た「幸せの見つけ方」だった。(広岡磨璃)