部活に参加したい中学生と大学生指導者をつなぐアプリ開発に取り組む神戸大起業部の森下日菜子さん(左)と笹子ゆかりさん=神戸市灘区六甲台町、神戸大学
部活に参加したい中学生と大学生指導者をつなぐアプリ開発に取り組む神戸大起業部の森下日菜子さん(左)と笹子ゆかりさん=神戸市灘区六甲台町、神戸大学

 中学校の部活動の運営を学校から地域団体に移行させる国の動きを受け、神戸大の学生2人が部活に参加したい生徒と指導者をマッチングするプラットフォームづくりに取り組んでいる。神戸市では2026年9月から全中学校の部活が外部団体に委ねられる方針で、2人は起業も視野に実証実験に臨む。教員だった自身の家族が休みなく部活の指導をしていた経験などが原動力になったといい、「誰もが幸せになる部活の仕組みづくり」を目指す。(久保田麻依子)