JAたじま(豊岡市)は、インターネットでの地元農産物の購入と同時に農家を支援してもらおうと、クラウドファンディング(CF)の活用を始めた。特産のピーマンの猛暑対策につながる自動給水装置の導入を支援する寄付を募っている。ピーマンには多くの水が要るが、猛暑で農家の水やりの負担は増大。今夏の収穫量は平年より約1割下がっており、支援を足掛かりに装置の普及拡大を図る。(三宅晃貴)
CFを展開するのは、兵庫県内各地の農産物通販サイト「JAタウン あつめて、兵庫。」。同JAが、運営する全国農業協同組合連合会兵庫県本部(JA全農兵庫、神戸市中央区)と連携し、同サイト初のCF実施につながったという。